2017/12/12

モミの樹幹で羽繕いするアオサギ(野鳥)



2017年8月上旬・午後17:35〜17:49

池の畔の崖の上におそらくモミと思われる針葉樹の高木がそびえ立っていて、その樹冠に一羽のアオサギArdea cinerea jouyi)を発見。
樹上で池を見下ろしながら、念入りに羽繕いしたり、足で頭を掻いたり(@4:19、5:35、7:49)していました。
風でなびく羽毛が夕日を浴びて美しいですね。

枝上でゆっくりと向きを変えた後で、目の前のモミの葉の束を嘴の先で甘噛みしました。(@5:05)
何か虫を捕食しようとしたのかもしれませんが、手持ち無沙汰の暇つぶしかもしれません。

鷺山やコロニーという感じではなく、近くに他の個体は見当たりませんでした。
アオサギがこのままここに塒入りして夜を過ごすのか興味があったのですけど、他に用事があったために観察を打ち切りました。

※ 動画編集時に冒頭のみ自動色調補正を施しています。



ミゾソバを訪花するイネキンウワバ?(蛾)の羽ばたき【ハイスピード動画】



2016年10月上旬


▼前回の記事ニホンハッカの花蜜を吸うイネキンウワバ?(蛾)

湿地帯の遊歩道沿いに咲いたミゾソバの群落で夕方に、おそらくイネキンウワバPlusia festucae)?と思われる蛾が訪花していました。

羽ばたきながら吸蜜する様子を240-fpsのハイスピード動画で撮ってみました。
吸蜜中も休みなく羽ばたき続けていますが、花に足がかかっているので、ホバリング(停空飛翔)ではありません。

蛾を同定するためにはストロボを焚いて羽ばたきを止めた写真を撮る必要があります。
しかし、シャッタースピードの設定を間違えてブレブレの写真しか撮れず逃げられてしまいました。
私の撮影スタイルはどうしても動画優先なので、被写体に逃げられないうちにいつ写真を撮るか、採集すべきか、動画を切り上げるタイミングの見極めにいつも悩みます。



2017/12/11

列車の通過音に驚いて逃げるキジ♂(野鳥)



2017年5月中旬・午後18:21〜18:29

広大な湿地帯で枯れた葦原をキジ♂b(Phasianus versicolor)が闊歩していました。
広い縄張りをパトロールしているのでしょう。
ときどき立ち止まって辺りを警戒しています。
実際はじっと佇んでいる時間が長いのですが、退屈なシーンは編集でカットしました。

夕暮れの原野に佇むキジ♂がいかにも鳴きそうな(母衣打ち♪)雰囲気だったのに、私の存在に気づいた瞬間に、羽毛で膨らませていた体が一気に萎んだのが興味深く思いました。
鳴く気が失せたのでしょう。

私から逃れようとしてか、左へ左へと移動しています。
葦原から水浸しの遊歩道に降りて足早に逃げていきます。

近くの線路で踏切が鳴り列車が通ると、その通過音に驚いたキジが慌てて走り去りました。
テレビの動物番組で見たのですが、キジ♂は縄張りに侵入した郵便配達員の赤いバイク(深緑の制服)に対して果敢に攻撃を加えることがあるそうです。
さすがに鉄道の列車に対してキジ♂が挑みかかることはないでしょう。(ドン・キホーテもびっくり!)

▼関連記事
線路を歩くキジ♂(野鳥)

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



つづく→枯れ葦原で母衣打ち♪するキジ♂(野鳥)

ランダムに記事を読む