2017/10/23

ヘクソカズラの花で獲物を探すセグロアシナガバチ♀



2017年7月下旬

民家の板塀に蔓延るヘクソカズラの群落でセグロアシナガバチPolistes jokahamae)のワーカー♀が飛び回っていました。
前伸腹節に黄色斑が無いのでキアシナガバチではなくセグロアシナガバチと判明。

花蜜目当てだとしたら盗蜜するのではないか?、と気になって見ていると、どうやら獲物を探索しているようです。
例えばホシホウジャクという蛾の幼虫などがヘクソカズラを食草にすることが知られています。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


2017/10/22

オオハンゴンソウの花蜜を吸うオオハキリバチ♀



2016年10月上旬

山麓の農村で道端に咲いたオオハンゴンソウオオハキリバチ♀(Megachile sculpturalis)が何匹も訪花していました。
飛ぶのが億劫な個体は、隣の花へ渡り歩いていました。
同じ花で2匹が吸蜜しても互いに寛容で、喧嘩にはなりませんでした。
腹面のスコパ(集粉毛)に花粉は付けていません。

複数個体を撮影。


【追記】
この植物はハチミツソウではなくてオオハンゴンソウですね。
遅ればせながら訂正しておきます。




アベリアの花で盗蜜するクマバチ♀



2017年7月下旬・午前8:08〜8:15

アベリア(別名ハナツクバネウツギ、ハナゾノツクバネウツギ)の生垣でキムネクマバチ♀(Xylocopa appendiculata circumvolans)が訪花していました。
クマバチといえば盗蜜行動の常習犯として有名です。
採餌シーンをよく見ると案の定、正当訪花せず常に釣鐘型の花筒の根本に穿孔して花蜜を吸っていました。
雄しべに触れることがありませんからクマバチの体も花粉で汚れず、後脚の花粉籠が空荷なのは当然です。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



ランダムに記事を読む