2016/08/27

水草も巣材として集めるヨシゴイ♂(野鳥)



2016年6月中旬・午前8:58
▼前回の記事
池で魚を捕食するヨシゴイ♂(野鳥)

ヨシゴイ♂(Ixobrychus sinensis)がいつの間にかまた水際に来ていました。
じっと池を見つめています。
葦原を歩いて移動を始めました。
水面を狙いながら体をゆっくり左右に振っています。
今度こそ、魚を捕食する瞬間をしっかり観察できそうです。(前回の捕食シーンは藪の中でした)
集中力を高めて獲物を狙っているヨシゴイの姿は絵になりますね。



しかし獲物に逃げられたのか、ヨシゴイ♂は一旦諦めたようで、また少し移動しました。
嘴を何度か連続で水面に付けたのは、魚をおびき寄せる行動なのでしょうか?
次に水中から咥え上げたものは緑色の水草でした。(@1:56)



撮影中の私は一瞬、巨大なミズカマキリかと思ったのですが、水草ですね。


水草を池に一度落としたのに拾い直しました。
そのまま水草を咥えて少し飛び、営巣地と思われる葦原の奥へ入って行きました。
ヨシゴイはベジタリアンではないので、水草を採食するはずがありません。
漁の失敗でたまたま採取した水草もおそらく巣材や産座として利用するのでしょう。

▼関連記事(これまでは巣材として主に枝をせっせと集めていました)
巣材を集めるヨシゴイ♂(野鳥)


つづく→樹上で脱糞するヨシゴイ♂(野鳥)


木の柱をかじり巣材を集めるキアシナガバチ♀



2016年6月中旬

小川沿いの民家の軒下の資材置き場の木柱にキアシナガバチPolistes rothneyi)のワーカー♀が飛来しました。
年季の入った(古びた)角材の表面を薄くかじり取っています。
同じ面のあちこちに巣材を採取した跡が縦に細長く残っているので、同一個体の蜂が繰り返し何度も通ってきているのでしょう。



川でゴミを漁るハシボソガラス(野鳥)の親子



2016年6月中旬

街中を流れる川でハシボソガラスCorvus corone)の親子が採食していました。
岸辺に漂着したビニール袋を成鳥が調べています。
口の中が赤い幼鳥が餌乞いしながら親鳥に近づくと、軽く嘴で撃退されました。
袋の中に食物は無かったようで※、成鳥は歩き去り、下流の方へ飛び立ちました。
取り残された幼鳥が恨めしそうに鳴いています。
その幼鳥も飛び立つと、川岸のお寺の境内で仲間(家族群)に合流しました。
親子が並んでいて、幼鳥がやかましく餌をせがんでいます。

※ 動画のスナップショットを拡大すると、切り花を川に捨てた(落ちた?)ようにも見えました。


今回の親鳥(成鳥)のように、頭部が出っ張っているのに嘴は太くない、というカラスをたまに見かけてその度に迷うのですけど、これはハシボソガラスですよね?
雑種の可能性もあるのでしょうか?
性差なのかな?



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