2015/02/15

屋根裏の巣に飛来したチャイロスズメバチ♂



▼前回の記事
破風板の穴に出入りするチャイロスズメバチ♀
2014年10月下旬

屋根裏に営巣したチャイロスズメバチの定点観察#5

また間隔が開いてしまい、13日ぶりの定点観察です。
チャイロスズメバチVespa dybowskii)の巣に出入りする蜂の姿が初めは皆無で、コロニーが解散したのかと思いました。
しばらく待つと触角の長い雄蜂が飛び回るようになりました。
飛来した雄蜂が巣口の手前でホバリング(停空飛翔)を繰り返しています。
結婚飛行に出てくる新女王を待ち構えているのでしょうか?
♂同士の誤認交尾なのか、空中で絡み合った2匹が地面に落下しましたが、映像に収める前に別れてしまいました。
破風板を歩いて登って来る雄蜂も居ます。
ここから巣立った♂が新女王と交尾のために戻って来ているとは限らず、他のコロニーからも匂いで♂が集結している可能性もありますね。(DNA鑑定以外でどうやって確かめる?)
ちなみに9年前チャイロスズメバチ♀♂の交尾を観察したのは10月中旬でした。

破風板の下側に大きな穴が開いていて、中にあった巣の外被(前回の記事参照)がごっそり無くなっていました。
上の穴の巣は残っていますし、誰かに駆除されたにしては中途半端です。
オオスズメバチに襲撃されたのでしょうか?
また新たな謎が出てきて頭を抱えてしまいます。

※ YouTubeの動画編集時に自動色調補正を施してあります。

つづく→シリーズ#6(最終回)




倒木でキノコを食す黄色いナメクジ【名前を教えて】



2014年10月下旬

里山の雑木林でコナラの倒木に白っぽく傘の大きなキノコ(種名不詳)が群生していました。
そのキノコで黄色いナメクジ(種名不詳)を2匹見つけました。
ナメクジの食事シーンを微速度撮影したかったのですが(究極のスローフード!)、この日は先を急いでいたので断念。
午前中で気温が低く縮こまっていた印象です。
もしかすると夜行性だったりするのかもしれません。
3年前に見たナメクジと同じく眼柄が黒いかどうかも確認していません。

▼関連記事
キノコを食べるナメクジ【名前を教えて】
インターネット検索すると、ナメクジはキノコ栽培の害虫扱いされているらしい。

今思うと、ナメクジを採集して飼育すればよかったですね。
キノコを餌に与えて育つのであれば飼育も難しくなさそうです。
2匹のナメクジが居たので、同種ならば飼育下で交接を観察できたかもしれません。

ナメクジの体表を徘徊している数匹の微小な黒い虫が気になりました。
偶然ナメクジの粘液にへばりついているだけなのか、それともナメクジ専門に取り付いて吸血する虫がいるのですかね?
とにかく急いでいたため、悠長にマクロレンズで接写する余裕がありませんでした。


図鑑で調べてみてもキノコの名前が分かりません。
素人目にはブナシメジやヒラタケと似ているかな?と思うものの、キノコは勉強不足でまるで自信がありません。
お分かりの方はご一報下さい。






ビークマーク付きのウラギンヒョウモン



2014年6月下旬

農地の横に植えられたクリの木でウラギンヒョウモンFabriciana adippe)が花蜜を吸いに来ていました。
左翅にこれほど大きな損傷があっても飛翔に問題ないようです。
人が造る航空機よりも遥かに余裕がある設計なのでしょう。
天敵の野鳥に襲われ左の前翅・後翅もろとも喰い千切られたビークマークと思われます。
翅を犠牲にして命からがら逃げ延びた個体なのでしょう。
翅表がよく見えず、性別は不明です。






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