2017/09/24

ベニカナメモチ生垣の樹液を舐めるキイロスズメバチ♀



2016年10月上旬

民家の生垣として植栽されたベニカナメモチ(別名レッドロビン)にキイロスズメバチVespa simillima xanthoptera)のワーカー♀が何匹も集まっていました。

最近剪定したばかりの枝の切り口に興味を示し、滲み出る樹液を舐めています。
しかし樹液の量が少ないようで、すぐに飛び立ってしまいます。
同じコロニー出身のワーカーと思われる2匹が枝に仲良く並んで舐めていました。
一旦飛び立っても同じ枝に舞い戻って来ます。
ようやくじっくり撮れたので口元をよく見ると、大顎で枝の樹皮を齧っていました。

▼関連記事
ベニカナメモチの樹液を舐めるコガタスズメバチ♀



赤と緑のおしゃれな生垣
レッドロビン(ベニカナメモチ)の実

2017/09/23

落ち葉をかきわけて採食する野生ニホンザルの群れ



2016年11月中旬・午後12:52〜12:58

晩秋の里山で野生ニホンザルMacaca fuscata fuscata)の群れと遭遇しました。
私が山麓で樹上のカラスに気を取られていたら、休耕田に居た2匹の猿が林縁に逃げ出しました。
慌てて撮り始めると、更に多くの猿が山へ逃走。
私から距離を取って落ち着いた老若男女のニホンザルの群れは、林縁の斜面で何やら採食を始めました。

遠くて採食メニューは不明ですが、落ち葉をかき分けてキノコや越冬中の虫を探しているのかもしれません。
落ち葉を掻き分けるのに利き手があるでしょうか?
採食中もこちらを気にして、チラチラ見ています。
横に張り出した木の枝で2頭の子猿が遊んでいるのが微笑ましいですね。

ここで残念ながらカメラがバッテリー切れ。
交換に手間取っている間に猿が山に帰ってしまいました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



キアシナガバチ♀が桑の実を吸汁?



2017年6月上旬

キアシナガバチPolistes rothneyi)のワーカー♀がヤマグワの果実に止まっていました。
林縁は薄暗くてピント合わせに苦労したので、蜂が何をしていたのかよく見えませんでした。
この桑の灌木に繰り返しやって来るので、最初は桑の枝に営巣しているのかと思いました。
しかし、そうではありませんでした。
黒く熟した果実を選んで止まっているのなら、噛んで甘い果汁を飲んでいたのでしょう。
未熟な赤い実に止まっていたときは、すぐに飛び立ってしまいました。
もしかすると、桑の実で吸汁しに来る昆虫を捕食しようと、獲物を探索・待ち伏せしていたのかもしれません。

その後は桑の葉に止まって身繕いしてくれたおかげで、ようやくキアシナガバチだという確信を持てました。
化粧が済むと蜂は桑の隣で満開に咲いたエゴノキの花の周囲を獲物を探してゆっくり飛び回り、茂みの陰に消えました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



2017/09/22

道端の側溝内で採餌するハクセキレイ♀(野鳥)



2017年6月中旬

街中で道端を歩いていたハクセキレイ♀(Motacilla alba lugens)が自発的に側溝へ出入りしていました。
側溝内の水深は浅く、ハクセキレイ♀はアメンボ、ボウフラ、蚊などの昆虫をせっせと捕食しているようです。
この水路は冬になると融雪溝として使われるもので、ヒトが落ちないように鉄格子で蓋をしています。

ハクセキレイは舗装路から側溝に戻る際になんと三角跳びを披露してくれました。
ブロック塀に飛び蹴りしてから、直下(側溝の縁)に着地したのです。

ハクセキレイのバードウォッチングで久しぶりに興奮した出来事でした。
都市鳥らしい暮らしぶりですね。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



ハチミツソウに訪花するクロマルハナバチ♂の羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】



2016年10月上旬

山麓の農道脇に咲いたハチミツソウの群落でカラフルなクロマルハナバチ♂(Bombus ignitus)が訪花していました。
雄蜂は♀と違って花粉を集めずに花蜜を吸うだけですから、後脚の花粉籠は空荷です。

花から花へ飛び立つ瞬間を狙って、後半は240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:30〜)
よく晴れた午後の陽射しが強く、絶好のハイスピード動画撮影日和でした。

同じ頭花でオオハキリバチ♀とニアミスしても、互いに喧嘩や排斥行動は行わず寛容でした。
餌資源(蜜源)が豊富だと争いが起きないのでしょう。




2017/09/21

ハシボソガラスの排糞場(野鳥):路上の糞害



高圧線の鉄塔#21でのハシボソガラス営巣記録#11


2017年6月上旬・午後18:51〜18:52(日の入り時刻は18:59)


ハシボソガラスCorvus corone)の親鳥が雛の糞を捨てに通っていたと思われる場所(排糞スポット)の一つを、見に行ってみました。

すると予想通り、高圧線鉄塔#21に近い住宅地の路上が大量の鳥の糞で汚れていました。
電線に止まった親鳥が真下に排糞したようで、白っぽい尿酸混じりの糞があちこちに落ちています。

日没直前の鉄塔の背後には白い月が出ていました。(月齢11.3)
月夜の鉄塔は、なかなかフォトジェニックですね。

ふと視線を感じて鉄塔の右を見ると、高圧線に止まった親鳥の♀♂つがいが私の様子を油断なく見張っていました。
送電線に嘴を擦り付けているのは、威嚇や苛立ちを表しているのかもしれません。
夜になると親鳥はおそらく雛の居る巣ではなくて近くの塒で寝ると思われますが、確認できていません。

街中で大量の鳥糞が路上に落ちていたら、その上がねぐらなのだと今までは思っていました。
繁殖(育雛)期なら排糞スポットの可能性も考えるべきですね。
鳥の糞を集めるとグアノと呼ばれ、良質の肥料になります。
もし指定した場所に排泄してくれるように野鳥を何らかの方法で誘導できれば(トイレ・トレーニング)、糞害のご近所トラブルも解消されて一石二鳥なんですけどねー。
仮に実現しても、鳥は種子散布にも寄与しているので、生態系にどんな影響が出るのか予想するのは難しいところです。
売られている糞害対策グッズは、野鳥を追い払う狙いの物しか無いのが現状です。


つづく→#12:



ヒナゲシの花で採餌するセイヨウミツバチ♀



2017年6月中旬

民家の花壇に咲いた真っ赤なヒナゲシセイヨウミツバチApis mellifera)のワーカー♀が訪花していました。
後脚の花粉籠に橙色の花粉団子を少し付けています。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。




2017/09/20

三羽の雛に給餌するハシボソガラス親鳥(野鳥)



高圧線の鉄塔#21でのハシボソガラス営巣記録#10


2017年6月上旬・午後16:42〜16:56

ハシボソガラスCorvus corone親鳥の給餌活動を微速度撮影で記録する前に、通常のHD動画でも給餌シーンを4回撮影しています。

シーン1:
鉄塔の左にある住宅地の電柱の天辺に親鳥の一羽が止まっているのに気づき、撮影開始。
採餌を終えて帰巣する前に電柱で羽根を休めていたのでしょう。(周囲の安全を確かめていたのかもしれません)
カラスはすぐに飛び立つと旋回し、鉄塔へ帰りました。
巣の左下の鉄骨に一旦着地して周囲の安全を確かめてから改めて飛び上がって帰巣しました。
待っていた雛が一斉に伸び上がって餌乞いすると、その必死さに応じて親鳥は口移しで餌を与えます。
その後、親鳥は右下へ滑空して巣を離れました。

シーン2:
次に右下から巣に飛来した親鳥も雛に給餌しました。
しばらく巣に居残っているのは、おそらく食後の雛が排便するのを待っているのでしょう。
鉄骨が邪魔で見えませんが、親鳥は出巣するついでに雛の糞を咥えて捨てに行ってると思われます。
またもや親鳥は右下へ滑空して巣を離れました。

シーン3:
次も親鳥の帰巣ルートは右下からでした。
餌乞い反応した雛鳥は3羽カウントできました。(カラスの子は三羽烏)
嘴の内側が赤いのがカラスの幼鳥の特徴です。
巣まで遠いのに、給餌の際は餌乞いする雛鳥の鳴き声が撮影地点まで聞こえました。
しかし動画では風切り音がうるさいこともあって、雛の鳴き声は録音されていませんでした。
出巣した親鳥を追ってカメラを左に向けたのですが時既に遅く、排糞行動は撮り損ねました。
住宅地の電線から雛の糞を捨てたようです。
親鳥が警戒して、いつも私がギリギリ見えない死角の場所で排糞するので困ります。

シーン4:
帰巣シーンを撮り損ねました。
給餌後の親鳥はこちらに向かって(西に)飛び立ち、鉄塔から伸びる高圧線に止まりました。
慌ててカメラを向けた時には嘴を高圧線で拭っていて、排糞シーンを観察できませんでした。
三脚に固定したカメラでは、どうしても突発的な動きへの対応が遅れてしまいます。
どうやら親鳥が排糞するスポットは何箇所かあることが私にも分かってきました。


親鳥は高圧線から辺りをしばらく監視してから、最後は右へ飛び去り採餌へ出かけました。
親鳥の採餌行動を未だ観察できていないのですが、鉄塔の西には滅多に来ない点が気になりました。
縄張り内で良質な餌場は東側に集中しているのかな?
カメラを持った私が陣取っているせいで、親鳥が警戒して西には近づかないだけですかね?

カラスの親鳥は梅雨入りする前に繁殖・育雛を完了するつもりなのかもしれません。



※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


つづく→#11:ハシボソガラスの排糞場(野鳥):路上の糞害


ホシホウジャク(蛾)がケローネの花でホバリング吸蜜【HD動画&ハイスピード動画】



2016年10月上旬

民家の庭先に咲いた謎の園芸植物でホシホウジャクMacroglossum pyrrhosticta)が訪花していました。
猛烈な勢いで羽ばたいてホバリング(停空飛翔)しながらゼンマイ状の口吻を伸ばし花蜜を器用に吸っています。
wikipediaに書いてあった通り、飛んでいる時は確かに脚を畳んでいました。
空気抵抗を減らすためでしょう。

後半はホバリング吸蜜を240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:43〜)
口吻を花の奥にうまく差し込めないと、諦めて次の花へ飛んで行くようです。



園芸植物にまるで疎い私はこの花の名前を知りませんでした。
植物の掲示板で問い合わせてみると、北米原産のケローネ(別名スピードリオン)と教えて頂きました。
てっきり蕾が咲きかけの状態なのかと思いきや、数日後に再訪しても同じ状態だったので、これで開花状態なのでしょう。



2017/09/19

共稼ぎでせっせと巣に通い雛に給餌するハシボソガラス♀♂【野鳥:10倍速映像】



高圧線の鉄塔#21でのハシボソガラス営巣記録#9


2017年6月上旬・午後16:58〜18:32(日の入り時刻は18:59)

日没前の夕方にハシブトガラスCorvus macrorhynchos)の親鳥♀♂が給餌に通う様子を微速度撮影で記録してみました。
10倍速の早回し映像をノーカットでご覧ください。

0:04   帰巣
0:07   出巣
0:13   雛の羽ばたき練習(以降は面倒で記録していない)
0:28   帰巣
0:32   出巣
0:45   帰巣
0:48   出巣
0:57   帰巣
1:00   出巣
1:37   帰巣
1:41   出巣
2:39   帰巣
2:41   出巣
3:14   帰巣
3:18   出巣  親鳥αが奥の高圧線に止まった。
3:25   帰巣   もう1羽の親鳥βが帰巣。
3:26    αが右へ飛び去った。
3:28   出巣   β
3:46   帰巣
3:49   出巣
4:13   帰巣
4:18   出巣
4:51   帰巣
4:55   出巣
5:49   帰巣   左より高速入巣。親鳥が突然出現。
5:53   出巣
6:38   帰巣
6:42   出巣
6:48   帰巣
6:56   出巣(奥の高圧線に止まって辺りを監視)
7:00     高圧線から飛び去った。
7:59   帰巣
8:04   出巣
8:32   帰巣
8:35   出巣
9:14   帰巣
9:16   出巣
9:23   撮影終了。

長撮りした1時間33分50秒の間に親鳥♀♂が計17回も巣に通って雛に給餌しました。
ただし、帰巣した全ての回で雛に給餌したとは限りません。
雛の様子を見るためだけに空荷で帰巣することがあるようですが、引きの絵にすると給餌の有無がはっきり見分けられません。
親鳥を待つ間、雛はときどき羽ばたき運動の自主練をしています。

2羽の親鳥が同時に映ることがあるので、共稼ぎで(交互に?)給餌していることが分かります。
残念ながら親鳥の性別を見分けられないため、給餌分担の割合(育雛への貢献度)が割り出せません。
きっちり調べようとすると、カラスを捕獲して個体識別用の足環を装着する必要があります。

つづく→#10:三羽の雛に給餌するハシボソガラス親鳥(野鳥)



飛べ!セアカツノカメムシ♂



2017年6月上旬

エゴノキの葉でセアカツノカメムシ♂(Acanthosoma denticaudum)が徘徊していました。
腹端にハサミのような一対の突起が見えるので(正式名称は?)♂ですね。
やがて葉を下りて、細い葉柄(枝)を登り始めました。
こちらに振り向くと、急に勢い良く飛び立ちました。

エゴノキの花が満開で、未だ実がなっていません。
本種は木の実を吸汁するらしいので、餌場を変えたのでしょう。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



2017/09/18

ハシボソガラス雛の羽ばたき練習(野鳥)



高圧線の鉄塔#21でのハシボソガラス営巣記録#8



2017年6月上旬・午後16:40〜16:51

在巣のハシボソガラスCorvus corone)雛鳥がこの日も羽ばたき練習をしているシーンをまとめてみました。
短時間ですぐに羽ばたきを止めてしまうので、羽ばたき始めてから撮るのでは遅いのです。
愚直に長撮りしていないと、なかなかものにできません。
巣のある高所はどれぐらい風が吹いているのでしょう?

残りの時間は親鳥が給餌に帰ってくるまで、雛は各自でのんびり羽繕いしています。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


つづく→#9:共稼ぎでせっせと巣に通い雛に給餌するハシボソガラス♀♂【野鳥:10倍速映像】


動画を優先したら羽ばたき練習の写真は撮れず

セイタカアワダチソウの花蜜を吸うギンモンシロウワバ【蛾:HD動画&ハイスピード動画】



2016年10月中旬

水辺に咲いたセイタカアワダチソウの群落でギンモンシロウワバMacdunnoughia purissima)が訪花していました。
翅を半開きにして羽ばたきながら吸蜜しています。
ホバリング(停空飛翔)とは異なり、訪花中は花穂に足をかけています。

羽ばたきと飛翔シーンを240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1.25〜)



2017/09/17

川を泳ぎながら採食するカルガモの親子群(野鳥)



2017年6月中旬

街中を流れる川でカルガモAnas zonorhyncha)の親子を見つけました。
1羽の親鳥が10羽の幼鳥を引率して川を泳いでいます。
隊列がしっかりしておらず、常にちょこまかと動き回る幼鳥をカウントするのは大変でした。

カルガモは親鳥が幼鳥に巣外給餌するのではなく、それぞれの幼鳥も自力で採食しています。
岸辺の草の葉に跳びつこうとする幼鳥が微笑ましいですね。
草むらの虫を捕食したのでしょうか。

中洲を離れ川を渡ると対岸へ移動しました。
必ずしも親鳥が先導するとは限らず、雛が先に行くこともありました。
鳴き交わしなどは聞き取れませんでした。

雑草の生えた川岸(中洲)に沿って上流へ遊泳しながら採餌しています。
幼鳥のために、なるべく水深の浅いところを選んで遊泳しているのかもしれません。
堤防から撮影している私を警戒して、なるべく離れた所に集まっているだけかな?



ところで、2年前に撮影したカルガモは計15羽の幼鳥を引率していました。

▼関連記事 
川面を逃げ、採食するカルガモの親子(野鳥)
『日本動物大百科3鳥類I』p73によると、カルガモの一腹卵数は7~9らしい。


wikipediaの記述では、「亜種カルガモは10-12個の卵を産む」。
だとすれば、10羽ならまだしも15羽の幼鳥を引き連れていた親鳥は、血縁関係がない子も引き受けて養育していたのか?という疑念を抱いてしまいます。
親鳥が育児を押し付け合ったり(托卵ならぬ托雛)、共同で保育するのでしょうか?
実は親鳥同士に血縁関係があって、親戚の子を預かって交代で面倒を見ているようなものでしょうか?
カモの雛と言えば有名な刷り込み(インプリンティング)現象があるはずなので、幼鳥が実の親鳥以外の成鳥にもついて行ってしまうのは考えにくい気がします。
それとも15羽の幼鳥というのは、たままた多産な例外を見ていたのかもしれません。

何はともあれ、孵化から巣立ちするまでの育雛を自分の目で観察してみたいものです。


サイカチの花で採餌するクロマルハナバチ♀



2017年6月中旬・夕方

推定樹齢500年のサイカチの大木で西日を浴びる枝葉を観察すると、セイヨウミツバチ♀以外にも、クロマルハナバチBombus ignitus)のワーカー♀が訪花していました。

絶え間なく風が吹いて枝が揺れ続け、撮影には難儀しました。
複数個体を撮影すると、後脚の花粉籠に白っぽい(淡黄色)大きな花粉団子を付けた個体がいました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



サイカチの花を見上げる

2017/09/16

警戒声♪を発しながら木の枝を折って威嚇するハシブトガラス(野鳥)



2017年6月中旬

街中の公園で外灯の天辺に止まったハシブトガラスCorvus macrorhynchos)が頻りに鳴いていました。
喉を膨らませて鳴く声に合わせて、尾羽をヒョコヒョコと上下に動かします。
おそらく、すぐ横の小山の樹上にある巣を守るため、私に対して警戒声を発しているのでしょう。
遂に、鳴きながら横の茂みに飛び込みました。

樹上でも相変わらず切迫した様子で鳴き続けています。
左右の翼を同時に軽く持ち上げる威嚇の姿勢も披露しました。
それでも私がしつこく撮り続けていると、カラスは嘴で枝を折り取る怒りの誇示行動を始めました。
ぴょんぴょん跳ねて木に登ります。


▼関連記事(撮影は4年前)
木の枝を折って威嚇するハシブトガラス【野鳥】


親鳥の剣幕に負けて、巣の位置は確かめていません。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

(カラスが枝を折っていた樹種を調べに行くこと。)



ウドの花蜜を吸うキイロスズメバチ♀



2016年9月下旬

川の堤防に生えたウドの群落でキイロスズメバチVespa simillima xanthoptera)のワーカー♀が訪花していました。

クロアリ(種名不詳)も多数来ていて、冒頭のシーンでは果敢にキイロスズメバチを花から追い払いました。(占有行動)



2017/09/15

雨天の水田で採食するハクセキレイ♂(野鳥)



2017年6月上旬

この日の天気は終日、曇りときどき小雨でした。
ハクセキレイ♂(Motacilla alba lugens)が田植え済みの水田で採食していました。
ときどき身震いして濡れた羽根から水気を切っています。
どんどん遠ざかりながら、おそらく虫を捕食しているのでしょう。
奥の田んぼにもう1羽ハクセキレイが居るのに、撮影中は気づきませんでした。



イヌツゲ雌花で吸蜜するニホンミツバチ♀



2017年6月中旬


▼前回の記事
イヌツゲ雌株の花蜜を吸うセイヨウミツバチ♀

生垣として植栽されたイヌツゲの雌株には、セイヨウミツバチだけでなくニホンミツバチApis cerana japonica)のワーカー♀も少数ながら訪花していました。
雌花には花粉が無いので、当然ながら後脚の花粉籠は空荷でした。


2017/09/14

雛の糞を巣の外へ捨てに行くハシボソガラス(野鳥)



高圧線の鉄塔#21でのハシボソガラス営巣記録#7


2017年6月上旬・夕方

ハシボソガラスCorvus corone)の親鳥が一羽、鉄塔の左から高速で飛来し、直接帰巣しました。
親鳥から餌をもらって食べると、雛の一羽が頭を下げて尾羽を左右に細かく震わせました。
これが雛の排泄行動なのかな?
巣の周りの鉄骨が邪魔でよく見えないのですが、直後に親鳥がゼラチン質で覆われた新鮮な糞を嘴で巣から拾い上げたような気がしました。

すぐに巣から離れた親鳥はこちらへ向かって飛んで来て、高圧線に止まりました。

ムクドリの排糞行動では、出巣の際に親鳥が嘴に雛の糞を咥えて運び去る様子を何度も観察しています。

▼関連記事
雛の糞を巣の外へ捨てに行くムクドリ【野鳥:HD動画&ハイスピード動画】
雛の糞を巣の外に捨てるムクドリ【野鳥:ハイスピード動画】
ビル壁穴の巣から雛の糞を捨てに飛び立つムクドリ【野鳥:ハイスピード動画】
ところがハシボソガラスの場合は、嘴に糞を咥えて巣から飛び去るのを見たことがありません。
遠くてよく見えないだけかと思っていました。
私はてっきりカラスも嘴の先で咥えて排糞するのではないかと思い込んでいたのですが、宮崎学『カラスのお宅拝見!』によると、

(ハシボソガラスの)親鳥はヒナに餌をやると、つぎにヒナがだす糞を口に入れ、外へ捨てにいく。親ガラスの喉袋は、買い物袋にも、ゴミ袋にもなっている。(p80より引用)


送電線で親鳥は下を向いて嘴を開くと、雛の糞をボタボタっと落としました。
ペリットを吐き出したのではなく、ダラーっと糸を引くように軟便を捨てました。

親鳥の唾液や胃液も一緒に吐き出すのでしょうか?
背景の空が逆光になり、糞のシルエットがしっかり写ったのがラッキーでした。
排糞を終えた親鳥は嘴を足元の高圧線で拭います。

その後は飛び去らずにしばらく辺りを監視していました。
おそらく親鳥は、撮影ポイントを少しだけ移動した私のことを気にして、偵察に来たのでしょう。
高圧線を綱渡りのように歩いて近づいてきます。
つがいのもう一羽の鳴き声が近くから聞こえますが(嗄れ声なのでハシボソガラス)、居所は不明です。

念願だったカラスの排糞行動をバッチリ撮影出来て、感無量です。
実は昨年に一度だけ、偶然に撮っています。

▼関連記事
雛の糞を巣から捨てに行くハシボソガラス親鳥(野鳥)

今回はなんとか給餌と排糞シーンをセットで撮ろうとかなり粘って、遂に成功したので、大満足。
雛の糞を毎回わざわざ遠くまで捨てに行かなくても、巣から糞をそのまま鉄塔の下に落としても衛生面では別に問題ない気がします。
しかし、おそらくヘビなどの天敵を誘引することを懸念して用心しているのでしょう。
次に気になる疑問は、親鳥が排糞する場所は縄張り内で決まっているのか?という点です。
雛が巣立つまで、更にしつこく観察を続けます。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。(実際はもっと空が薄暗い)

つづく→#8:ハシボソガラス雛の羽ばたき練習(野鳥)


ハチミツソウの花蜜を吸うモンシロチョウ



2016年10月上旬

農道脇に咲いたハチミツソウ(別名ハネミギク)の群落でモンシロチョウPieris rapae)が訪花していました。



2017/09/13

巣に通って雛に給餌するハシボソガラスの親鳥(野鳥)



高圧線の鉄塔#21でのハシボソガラス営巣記録#6


2017年6月上旬・午後17:05〜17:29

ハシボソガラスCorvus corone)の親鳥♀♂が共稼ぎで(交互に?)雛に給餌しに巣に通っています。
親鳥の性別を見分けられないのが残念です。
勝手な想像ですけど、なんとなく親鳥の帰巣ルートには♀♂各自の癖があるような気がします。
巣の一段下の鉄骨に一旦着陸して周囲の安全を確かめてから再び飛び上がって入巣する場合と、高速で飛来して直接に入巣する場合があるのです。

この日に撮れた計6回の給餌シーンをまとめた映像をご覧ください。
親子水入らずの給餌シーンは微笑ましいですね。

嘴に何か餌を咥えた親鳥が帰巣し、雛へ給餌しました。
一斉に背伸びして餌乞いする雛鳥は3羽見えます。
嘴を開いた時に中が赤いのがカラス幼鳥の特徴です。
給餌後に親鳥が雛の尻に回り込んで排便を待っているように見えましたが、遠過ぎて詳細は不明です。
親鳥が出巣するついでに、ときどき雛の糞を咥えて捨てに行く(排糞)と思われます。
親鳥が巣から出て行くときは飛び降りる感じで、高い鉄塔からほとんど羽ばたかずグライダーのように滑翔します。

隠し撮りしているつもりでも、親鳥には私の存在はバレています。
すぐ近くまでよく偵察に来ました。(映像はカット)
鉄塔のてっぺんから伸びる高圧線に止まって辺りを見張ることもありました。(親鳥がお気に入りの監視場所)
鬱陶しい奴だと思われているはずですが、ハシボソガラスはハシブトガラスよりも寛容で助かります。

鉄塔が西日を浴びると、なかなか良い雰囲気に撮れました。
この日は風がかなり肌寒く、撮影ポイントで長時間じっとしていると、震えそうになりました。
ウィンドブレーカーなどの防寒具を持参するべきでした。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→#7:排糞行動が遂に撮れた!



ジギタリスに正当訪花して採餌するクロマルハナバチ♀



2017年6月中旬
▼前回の記事
ジギタリスの花で盗蜜するセイヨウミツバチ♀

道端の畑の隅に咲いたジギタリス(=キツネノテブクロ)の群落で、セイヨウミツバチの他には、クロマルハナバチBombus ignitus)のワーカー♀も訪花していました。

マルハナバチの仲間では舌の短いクロマルハナバチは、穿孔盗蜜の常習犯として有名です。
ところが今回は、ジギタリスの花でいつも律儀に正当訪花していて意外でした。
花筒に潜り込めないほど大型の♀(創設女王またはワーカー)なら穿孔盗蜜したはずです。

複数個体を撮影してみると、後脚の花粉籠に橙色の花粉団子をつけた個体がいました。
胸背が白い花粉で汚れている個体は、花筒に潜り込むときに雄しべの葯に触れて花粉が付着したのでしょう。
(ジギタリスの花粉は白なのか橙色なのか? ネットで画像検索すると白〜橙色のようです。)

私がこれまで本で学んできた知識からすると、「同じ蜜源植物に対してミツバチが盗蜜して、体がより大きなクロマルハナバチが正当訪花する」という現象は理解に苦しみます。(あべこべの世界!)
盗蜜していたセイヨウミツバチは自分で花筒の根本を噛んで穿孔したのでしょうか?
苦し紛れのシナリオですが、大型のクロマルハナバチ創設女王が穿孔し、後になってその穴をミツバチが二次盗蜜者として利用していただけかもしれません。
最近羽化したクロマルハナバチのワーカー♀は創設女王よりも小型なので、花筒に潜り込んで正当訪花できている、と考えれば一応は説明がつきます。
クロマルハナバチも花筒の穿孔の存在に気づけば、学習して盗蜜するようになるかもしれません。
穿孔盗蜜の常習犯であるクマバチの姿を今回は1匹も見ていませんが、二次盗蜜者として他にも大型のクマバチ♀が怪しいですね。
別の可能性として、クロマルハナバチのワーカーはコロニーの食糧事情から今はたまたま花粉を必要としていて、(盗蜜しようと思えばできるけれども)今回は正当訪花で花粉集めに専念しているのかもしれません。
マルハナバチは巣の育房を作るのにも花粉が必要なのです。
しかし、この日は午後に2時間40分の間隔を開けて2回観察しても、2種の採餌行動はそれぞれ変わりませんでした。
これらの仮説をどうやったら実証できるか?、となると私には良いアイデアが浮かびません。
とりあえずジギタリスが開花したばかりの頃にしっかり観察して、一次盗蜜者の正体を突き止めるのが肝心でしょう。

自然観察は一筋縄ではいかないのが面白いですね。
本に書いてある単純な知識では説明できない(例外的な?)現象に遭遇して、あれこれと思索を巡らせるのが、フィールドに出かける醍醐味です。

▼関連記事(4年前の撮影)
ジギタリスに訪花するトラマルハナバチ♀
このときは正当訪花していました。
舌の長いトラマルハナバチなら当然です。

余談ですが、これまでゴマノハグサ科とされてきたジギタリスが新しい植物分類体系ではオオバコ科に移動されていたことに驚きました。
植物ではゲノム解析や分子系統学の結果があまりにも我々の形態分類学的な直感に反することが多くて、戸惑ってしまいます。
それだけ植物の形態は収斂進化が多くて、マクロな形質は分類の当てにならないのかもしれません。
素人考えですけど、例えば分子時計の進み方が植物では一定ではない、とか何か重大な落とし穴を見落としているのではないでしょうか?
葉緑体のゲノムの一部がウイルスによって種を超えて水平感染してしまうとか?
(勉強不足なので、迂闊なことは言えません。)


正当訪花するクロマルハナバチ♀と穿孔盗蜜するセイヨウミツバチ♀

2017/09/12

巣で羽ばたく練習を始めたハシボソガラスの雛(野鳥)



高圧線の鉄塔#21でのハシボソガラス営巣記録#5



2017年6月上旬・午後17:07〜17:34

定点観察の間隔が開いてしまいました。
13日ぶりに巣の様子を見に来たら、ハシボソガラスCorvus corone)の雛がだいぶ育っていました。
抱雛の必要がなくなった親鳥は、つがいで採餌にでかけています。(共稼ぎ)
親鳥を待っている留守中に、夕方で暗くなってきた空を背景にして、雛が巣で立ち上がって羽ばたき練習をしていました。
この巣では初見の行動です。
巣立つまでに飛翔筋の筋力をつけなければいけません。
映像の後半は、雛が自分で羽繕いしています。

今度こそ、なんとか雛の巣立ちまで見届けたいものです。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。(実際はもっと薄暗い)

つづく→#6:巣に通って雛に給餌するハシボソガラスの親鳥(野鳥)



ジギタリスの花で盗蜜するセイヨウミツバチ♀



2017年6月中旬

道端の畑の隅に咲いたジギタリス(=キツネノテブクロ)の群落でセイヨウミツバチApis mellifera)のワーカー♀が訪花していました。
この春はなぜか昆虫の活動が激減していて心配しましたが、ようやくミツバチの個体数がフィールドで増えてきた(回復してきた)印象です。

ジギタリスの筒状の花の入り口は太いのでミツバチは容易に潜り込めるはずなのに、花筒の根元を外から食い破って(?)蜜腺を舐めていました。
このような採餌行動は盗蜜と呼ばれ、花の授粉に関与しません。
ミツバチの体に雄しべの花粉が全く触れないので、後脚の花粉籠が空荷なのは当然です。

盗蜜行動は学習を要するのだとすれば、外役に出たばかりの若い未熟なワーカーは正当訪花する気がします。
ところが私が見る限り、どの個体も決して正当訪花せずに盗蜜ばかりしています。(複数個体を撮影。)
萎れかけの花に対しても盗蜜していました。

ミツバチの盗蜜行動は以前も観察していたので、それほど珍しくはありません。

▼関連記事
ヒレハリソウの花で盗蜜するセイヨウミツバチ♀
サルビア・ガラニチカの花で盗蜜するセイヨウミツバチ♀
ブルーサルビア?の花で盗蜜するニホンミツバチ♀

花筒が狭くて入りにくい花なら盗蜜しても仕方ないのですけど、今回は花筒が太いジギタリスでわざわざ盗蜜していたので意外に思ったのです。

ジギタリスの花壇で初めに穿孔したのはおそらく盗蜜の常習犯として悪名高いクロマルハナバチで、ミツバチはその穴を利用する二次盗蜜者だろうと予想しました。
ところが、この花壇でしばらく観察していると、とても意外な展開になりました。

つづく→あべこべの世界(ジギタリスに正当訪花して採餌するクロマルハナバチ♀



2017/09/11

ハシボソガラス♀が巣で抱雛し♂が給餌に通う(野鳥)




高圧線の鉄塔#21でのハシボソガラス営巣記録#4


2017年5月下旬・午前11:35〜11:45

いつもの撮影ポイントに三脚を据えて、まず抱雛中のハシボソガラス♀(Corvus corone)を写真で記録しました。
同時期に並行して観察している高圧線鉄塔#19(二つ隣の鉄塔)のハシボソガラスの巣よりも雛の発育が明らかに遅れています。



ところが写真撮影中にもう一羽の親鳥♂が帰巣したので、慌てて動画モードに切り替えました。
雛鳥が必死に背伸びして嘴を大きく開き、餌乞いしています。




給餌を済ませたつがいの一羽が巣から飛び立ちました。
留守番する親鳥(おそらく♀)が巣に座り込みました。
依然として雛が首を伸ばす姿が見えるので、雛の上に乗ったのではないようです。
晴天の正午前は見るからに暑そうで、抱雛の必要がないのでしょう。
親鳥が雛のために翼を広げて日陰を作ってやったりはしていません。
全ての雛がもう少し育てば自力で体温調節が可能になり、親鳥は2羽の共稼ぎで採餌に出かけられるはずです。

帰り際にアングルを変えて再びカラスの巣を撮ってみました。
鉄塔に近づくと見上げるアングルになり、巣内の雛の姿は見えなくなってしまいます。(去年の定点観察が失敗したのは、これが原因です。)
親鳥♀が巣内で何やら世話をしている動きだけが見えました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→#5:巣で羽ばたく練習を始めたハシボソガラスの雛(野鳥)


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