2015/02/05

ヤドリバエ(Gonia sp.?)の求愛未遂@松葉



2014年10月中旬

里山の尾根道に生えたアカマツの幼木で観察した光景です。

灰色の地味なハエが枝の松葉にホバリングしているのを不思議に思い、撮り始めました。
以下の説明はなんとなくハエの求愛だろうと勝手に解釈したものです。
外見で性別を見分けている訳ではないので、間違っているかもしれません。

枝の松葉の奥におそらく♀が潜んでいるようです。
頭を下に向けているのも不思議ですが、たとえば松葉に付着したアブラムシの甘露を舐めているのでしょうか。
そこへ同種の♂と思しき個体が飛来し、♀の真上でホバリング(停空飛翔)を始めました。
このとき互いに頭の向きが逆になっています。
♂が♀の体に脚でちょんちょんと触れたら、♀が飛んで逃げました。
すかさず♂が追飛します。
映像後半は1/4倍速のスローモーションでリプレイ。

♀が松葉の奥に隠れていたのも、しつこい♂から逃げ回っていたのかもしれません。

撮り始めるのが少し遅かったです。
どうせならハイスピード動画に撮れば良かったですね…。
同定用の写真を撮る余裕もなく未採集なので、残念ながらハエの名前は分かりません。


▼関連記事(5年後に撮影)
菊の花蜜を舐める♀にホバリングで求愛するハエ♂【名前を教えて】


【追記】
ヤドリバエ科のGonia sp.かもしれません。

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