2015/01/06

成長したキイロスズメバチの移動巣



2014年8月下旬


▼前回の記事
巣に離着陸するキイロスズメバチ♀の羽ばたき【ハイスピード動画】

キイロスズメバチ移動巣の定点観察#10

前回の定点観察から5日後に再訪すると、キイロスズメバチVespa simillima xanthoptera)の移動巣(第二次巣)の外被作りは一段落した様子。
予想した程は大きくなっていませんでした。
動画に撮りながら巣の回りを一周して、360°の全体像を記録してみました。
(かなりアナログで原始的なパノラマ撮影です。)
東屋(六角堂)内のベンチや柱に躓いたりぶつかったりすると天井裏の巣に振動・衝撃を与えキイロスズメバチを怒らせてしまうので危険です。
慎重にゆっくり動けば刺されることはありません。
外被の鱗模様が惚れ惚れするほど美しいですね。
ちなみに巣の大きさを比較する対象として、巣が吊り下げられた天井の梁(太い角材)の幅は11.5cm、天井板の幅は14.5cm。
外被の直径を比で求めると、10.1cmと算出されました。
多少の誤差はあるかと思いますが、6日間で7.5cmから10.1cmに成長したことになります。

つづく→シリーズ#11:造巣の微速度撮影



0 件のコメント:

コメントを投稿

ランダムに記事を読む