2013/11/28

有毒植物ホツツジの花蜜を吸うクマバチ♀



2013年9月中旬

山道の横に咲いたホツツジの群落でキムネクマバチ♀(Xylocopa appendiculata circumvolans)が花蜜を吸っていました。
後脚の花粉籠は空荷です。
穿孔盗蜜(花の根本に穴をあける盗蜜方法)しているのかもしれませんが、よく見えません。

素朴な疑問ですけど、グラヤノトキシンを含む花蜜を吸ってもなぜ蜂が平気なのか不思議です。

  • 少量の摂取なら問題ない? 植物の側としても、受粉を媒介してくれて共生関係にある蜂に致死量の毒を盛ったりしない筈です。ヒトがホツツジ由来の蜂蜜で中毒症状を起こすのは、ミツバチが濃縮した花蜜を大量に摂取するから?
  • ハナバチは体内で解毒する仕組みを進化させた?
  • この神経毒(Na+チャンネル開口毒)は脊椎動物のNa+チャンネルにだけ作用し、アミノ酸配列が微妙に異なる昆虫には影響が少ない?
正解は一体どれでしょう?

にわか雨が降り始め、カメラが濡れるのをヒヤヒヤしつつ撮りました。
近くでアマガエルが鳴いています♪
クマバチの他にはクロマルハナバチ♂も訪花していたのですが、こちらは先日撮ったのでスルー。

関連記事→「有毒植物ホツツジの花蜜を吸うクロマルハナバチ♂


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